平和の構築

 

アルジェリアからの難民

聖エジディオ共同体は、貧しい人々と友情をはぐくむ中で、戦争が貧困の産みの親であることを学び取りました。貧しい人々を愛することは、皆を脅威から護り、対話が失われたところでは対話しやすい環境をつくりながら、平和のために働くことにつながりました。

 

和解と平和のためにもちいるのは、祈り、ことば、困難を共に担うこと、出会い、対話というシンプルな手段です。

あるメンバーは、モザンビークの場合のように10年以上にわたり、あるいは、グァテマラのケースのように30年以上にわたって同胞間の殺戮や紛争を調停するために真の仲介者、支援者となっています。

戦争に踏みにじられたアフリカ、バルカンの国々などに心に向け、彼らを支えることを共同体の中心的任務にしています。このような経験をとおしても、非暴力、祈りの「静かな力」、説得の中に変革の力を見いだしてきました。それは、イエスが最期まで生きぬいた、生のかたちなのです。

「平和学校」コソボの難民キャンプ

平和にたいする聖エジディオ共同体の取り組みは1980年代半ばにさかのぼります。武力衝突は、アフリカでは飢えと物資の不足を生み、中南米では不正を横行させ、人びとを窮乏生活におとしい陥れます。内戦と貧困とは深く結びついており、戦争は「あらゆる貧しさのもと」となります。重要な局面を打開するために聖エジディオ共同体はつねに協力を申し出てきました。過去にはアフリカのモザンビーク内戦、ブルンジ民族抗争、リベリア内戦、中米のグアテマラ紛争の調停にあたりました。

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